ふらりニッポンやんちゃ犬と無人島泊|カヤックでしか行けない世界を、犬とふたりで

ふらりニッポンやんちゃ犬と無人島泊|カヤックでしか行けない世界を、犬とふたりで カヌー・カヤックキャンプ
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こんにちは、fukumomo3_Photo(@fukumomo9_com) です。

2018年7月9日:とあるニッポンの港から漕ぎ出した。

目指すは、「カヤックでしか行けない場所」

バウとスターンに野営道具を積んで——

今回は、そんな無人島のような場所で野営してきた2018年7月9日の記録です。

カヤックでしか行けない世界を、犬とふたりで

カヤックでしか行けない島?やんちゃ犬とふたりで上陸【動画】

雲ひとつない晴天。

日本のとある港のちょっとした隙間をお借りして出港。

太陽が海面に映り空か海かわからなくなるぐらいのベタ凪。

調子に乗って、ひたすら漕ぐ。

コクピットの隙間には、やんちゃ犬のライムが日陰を求めて隠れている。

どれだけ漕いだのだろう。

調べておいた座標に近づく。

「カヤックでしか行けない場所」

これ以上魅力的な響きは聞いたことがない。

岩のトンネルを抜けて”誰れもいない世界”へ

テントのインナーと小さなタープが今夜のお家。

石をどかしてスペースを作る。

犬は、岩陰でこちらを見つめる。

お家が完成したので、「ライム行くぞ!」と急かす。

「ご主人暑いわ…一人で行って」

目と目で通じ合う。

犬は、休憩するらしい。

留守番をまかせて「カヤックでしか行けない場所」の探検だ。

7月の初旬というのに暑い

日陰大好きな犬

カヤックに積んだ水がなくなるのが早い。

補給するため冷やしている岩陰に行く。

しかし、ライムがいない。

場所移動したようだ。

犬も猫も瞬時に快適な場所を見つける。

谷からの通り道に張ったタープから視線を感じる。

お家前に置いたローチェアの下だ。

忘れてた、こいつ暑いの苦手だったんだ。

目を瞑ると佐渡島が見える。

焚き火

初航海は、佐渡島。

佐渡島では、いろいろあった。

陸が見えるか見えないかの場所での沈だ。

沈なら聞こえはいいが、沈没だったので必死だった。

「よくここまで再生して復活できたものだ」と、カヤックを眺める。

早朝から漕ぎっぱなしだったけど、疲れてないのは魔法がかかっているからだろう。

流木で吊るしたヤカンが先に湧いた。【動画】

いつか、海の側へ行こうと。

カップ麺を片手に犬と語らう。

犬は、いつも夢を語る私を見つめるだけ。

それでも、何を考えているのかわかるのが不思議だ。

少しだけ涼しくなった海風を感じながら、ファスナーを下ろした。

静かな海へ、旅のつづきを求めて【動画】

早朝、漁船に見送られながら出発。

そう「カヤックでしか行けない場所」は、

無人島でもなんでもなく、ただ普通の入江。

丘の上が森なのと入江が遠浅で漁船が入れないだけ。

でも、カヤックでしか行けないし、陸からは困難な場所。

それでも、きっと誰かの土地だから、「ありがとう」を置いて、ゴミは持ち帰る。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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